耳かきおじさん
前回に続き、 いろいろな体験パート2
どろだんご男でうんこ臭くなって、
翌日に耳かきおじさんと喧嘩をしたというはなし。
インドにいくと、まず驚くのがとにかく話しかけられる。
1日に何回も話しかけられる。これにまずはびっくり。
日本で暮らしていると、早々見知らぬ人から話しかけられることはないからね。
耳あかをほじくりだすことを生業にしている者も多く、
かなり強引にほじくりだされた体験をした。
普通に歩いていると話しかけられ、耳かきフリー!フリー!!!気持ちいよ~~~といってくる。
ほう、無料なのか。お試しで少しだけ耳の中を掃除してくれるのだけれど、
驚くほど汚れている!!!!!
だけど、これは間違いなくトリック!
1分でそんなに耳あかなんてとれるわけがない。
事前に用意された脱脂綿に付着した汚れをみせてきているのだ。
それでもって、すごく汚れているからやる必要があるだの。なんだのと言ってくる。
耳かきはしない!!!というと、
何やら怒ってる!!!!!
なんだ!?!?と思ったら、
いろんな言語で耳かきおじさんへの感謝の言葉がずらーーっと書いてあるノートを見せてきた。
お前だけだぞ!やらずに帰るなんて馬鹿な奴は!!!
という事を言ってくるので、無視して振り払う。
そうすると・・・・・!!!
どんどん周りの協力者みたいなのが増えてきて5人くらいに取り囲まれッ!!!
いつものことで最初1000ルピーから、値下げで500ルピーくらいでいいよと言いだす。
そもそも少し見るだけは無料と言っていたのは・・・?という感じ。
なので、無料って言ってたじゃないか。というと、
何やら、金を出せ!マネー!マネー!としつこいので、
少し見るだけはフリーと言ったのにおかしい!と同じ言葉を繰りかえして反論する。
正直、聞く耳を全く持たない。
あなたの耳を掃除して、聞く耳を持たせましょうかと思ってしまう。
反論してもとにかくしつこく、追いかけまわしてくる。
あまりにも理不尽でムカついたので日本語で怒鳴りつける。
あっちも負けじと言い返してくる。
収集がつかず、大喧嘩になり、最後はお互いに汚い言葉を言い合って喧嘩別れするといった形になった。
今回もどろだんご男と同じように仲間と連携して、できるだけぼったくろうという作戦なのだろう。
気を付けないとね。
それでは。