レディボーイに襲われて、iphone5を盗まれた話
夜のカンボジアを散策していた。
パブストリートでたまたま友人を発見し、飲んでいた。
ホテルは違う為、十字路のところで別れ、帰宅する。
しかし、ここで事件発生!
3人のレディボーイが私のあとをついてくる。
※レディボーイとは、男が女になったおかまちゃんのことである。
「気持ちいいことしよ〜。」
「ぶんぶん。てぃきてぃき。」
と言った誘惑の言葉を投げかけてくる。
「NO!」と断り振り切るも、異常なしつこさでついてくる。
そのとき、いきなり手をつかまれた。
右腕は一人のレディボーイがつかみ、胸を押し当ててくる。
左腕は一人のレディボーイがつかみ、胸を押し当ててくる。
もう一人が股間を触ってくる。
その他もろもろ、色々なところを触られ、気持ち悪くなり振り切って逃げ出した。
少し歩いていると、何かないことに気づく。
しまった!!!ズボンのポケットに入れていたiPhone5がない!!
まだレディボーイ達の後ろ姿が見えていたため、追っかけて「iPhone盗んだだろ!!早く返せ。」と大声で言うもののしらを切るレディボーイ。
たまたまそこを警官が通っていたので事情を説明した。
そうするとレディボーイのボディチェック、鞄の中身を確認してもらったが見つからなかった。
夜1時を回っていたが、周りの20人くらいも協力してくれ、探すも見つからず・・。。
レディボーイに盗まれたのではなく、途中で落とした可能性も考え、来た道に落ちていないか確認したがダメだった。
その後、ホテルに帰ろうとするとトゥクトゥクの親父が「お前のiPhoneが見つかったから、俺についてこい!!」と言う。
胡散臭いが精神的に追い込まれ、とにかくiPhoneが見つかったという言葉を信じるしかなかった。
彼についていき20分。田舎道のようなところを登っていき、怪しいと思ったがもう引き返せない。
「Police Office」の看板があり、そこには警官の服装をした男がいた。
そして、中に入ると20人を超えるレディボーイが集結していた!!!
警官らしき男が「この中にお前がみたレディボーイはいるか!?!?」
と言われるが、「いない」と答える。
1時間くらい事情聴取をされ、
警官らしき男が「明日10時に警官がホテルに迎えにいき、盗まれたiphoneを返すから宿で待っていろ。」と言う。
次の朝、10時になったが一向に警察が現れない。
「やられた!!!」
レンタサイクルを借りて、昨日行ったポリスオフィスに向かうが、田舎道を長いこと走った為、見つからない。
違う観光客向けのオフィスに行き、事情を説明すると、警察は観光客向けのここのオフィスと空港のところしかないという。
ということは・・・田舎道を走った先にあったPOLICE OFFICEは偽物!?!?!
だとしても何の為に偽物のポリスオフィスなんて作ったのだろうか。
結局トゥクトゥクの親父に払った10ドルと時間とiphoneが盗まれたのだけど、相手にとって偽のオフィスを紹介するメリットはあったのか・・・。
不思議な出来事であった。
海外慣れをしていた事もあり、完全に油断していた。
油断大敵とは、まさにこのこと。
盗難自体が始めてだったので驚きもあった。今回のように盗まれた事に気づかないくらい慣れてる人は盗むのが上手いんだなと思った。
盗まれたiphoneはほぼ100%返ってこない為、
スマホのない生活を今は送っている。
なければなくても問題は無いが、不便だ。
特に家族や友人と連絡とれない事、仕事で相手先のホームページや住所が調べられない事。スマートフォンの重要性を改めて思い知った。
スマホがない生活を始めて、もうすぐ1ヶ月経つがそろそろ買いたいものだ。
iphone6の発売待ちである。