たびとーし

旅と投資(たびとーし)とおもろいこと。特にテーマはなく、書きたいことを書いてます。

ボーナス支給額について、トップ業界の支給額は・・・!

会社員の方は、夏のボーナス出ましたか。

夏のボーナスは6月30日〜7月10日に支給される事が多いので、

既にボーナスが出た方、これから出る方いるでしょう。

私はこれからなので楽しみにしていますが、今回はあまり期待できないですね。

 

さて、ボーナス支給額について、日経新聞日曜版に記事があったので参考にしていきたいと思います。

6月25日 業種別回答になります。

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結果として、

全29業種の6割強に当たる19業種で前年比で支給額が減った。

鉄鋼などは米中貿易摩擦で業績が悪化し、鉄道・バスのように新型コロナウイルスが響いた業種も多い。

一方で通信や医薬は好調で、業界による明暗が鮮明になった。

業績が堅調なのは、建設(15、14%増)、医薬品(8、97%)、通信(6、69%)、など10業種では支給額が増えた。

個人的に支給額が10業種もあることに驚いた。

四季報をみていても、医薬品業界が増加する事は予想をしていたが、建設業界の支給額がこんなにも増えている理由がきになるところ。

 

新聞の記事では、増加率で全体の首位は建設コンサルティングE・Jホールディングスで、39、65%増の160万5985円。

公共インフラ関連の受注が好調で20年5月期の売上高予想を上方修正。

支給額の大幅増額は、人材が流失しないように。との狙い(同社)

 

 

そして、最も減少率が大きいのは鉄鋼(23、99%減)。

神戸製鉄所は24、60%減の47万5000円。

アルミ・鉄鋼事業で減損損失を計上し、6月期の連結最終損益は680億円の赤字だった。

自動車などの工場がコロナ禍で停止して鋼材需要は激減しており、逆風が強まっているとの見方である。

 

業績とボーナスは連動しているので、コロナ禍でもしっかりと業績を出せている業界や企業のボーナス支給額が増加している。

投資する会社においても、業界で今回のボーナス支給額が増えている分野は業績が良いと捉える事ができるので、上記の状況も踏まえて投資対象を絞り込むと良いのかもしれない。

 

又、お隣さんの記事にIPOM&A急回復。という見出しで世界や新規株式公開(IPO)やM&Aが復調し始め、6月の金額はともに5月対比で約2倍に!!!

 

新型コロナウイルスで落ち込んだ4〜5月から回復が目立つ。世界で株価が上昇し、緩和マネーがポストコロナの成長機会を求めて再び動き出しているとの事。

 

個別銘柄でみていくだけでなく、業界の状況をボーナス支給額という観点で見ていくと面白い発見があるものです。

それでは。