コロナの影響による、株主総会について考えてみた。
日経新聞6/27の春秋にこんな記事があった。
今の時代には、公平にもらえない土産がある。
株主総会で企業が来場者に配る土産の事だ。
菓子、日用品の詰め合わせ、自社製品・・・。
遠隔地に住んでいるなどで出席できない株主は受け取れない。
株主平等原則に反するとの指摘もある。
機関投資家が、土産はやめて配当を増やせと声をあげるのはもっともだ。
新型コロナウイルスの感染第2波の懸念があるなか、きのう集中日を迎えた今年の株主総会は、来場自粛を促すため土産をやめる企業が。
不公平を生じなかったのはいいが、コロナ対策に背中を押されての土産廃止なら喜べまい。みんなが出してくれたお金を預かる責任を、代参人のように感じているのだろうか。
株主総会について考えてみたい。
株式投資は数年前から始めているにも関わらず、
まだ株主総会には参加をしたことがないので詳しく語る事はできないのだが、
株主総会に参加するとお土産をもらえるらしい。
最近、コロナの影響を受けてか、議決権行使についても株主総会にわざわざ向かわず、QRコードでアクセスして、1分で終わらせる事が出来る。
実際にQRコードから議決権行使を試してみたが驚くほど簡単で早い。
そうなってくると、わざわざ株主総会に行き、議決権行使をする必要があるのだろうか?とも思ってしまう。
説明会についても、webで出来ないのだろうかとか、お土産についても一律で発送してくれないのかとか、コロナの影響もあるが無駄を省いてもっと良い方向に物事を進められないかと考えていく必要がある。
機関投資家が土産はやめて配当を増やせ。との声があがる点について同意見だ。
なぜこう思うのか??
株主総会がとても費用がかかると考えている。
株主総会の会場費用、懇親会費用、手土産代金。
見えない部分で言うと、事前資料準備費用、当日の人件費、招集通知の印刷費、封筒の印刷費、郵送料、議決権行使のハガキ印刷費。
企業による大きさによってかかる費用が変動するが、
無駄多くね???
株主総会の費用を調べても謎のベールに包まれているので、
一概に金額がわからないのだけれど、恐らく終日使うと考えた会場費用は約200万円。
その他諸々の見える部分、見えない部分を計算したら、
ざっくり1000万円くらいかかってるんじゃないか。
株主が1000人いるとしたら、単純計算で1人1万円ばらまけるぞ。
ここらへんはざっくりしているので金額については計算がおかしいかもしれないが、
削れる部分はあるのではないだろうかと考えてしまう。
会場での株主総会をやめて、全てオンラインにする。
そうすると懇親会も手土産代金も不要。
議決権行使は全てQRコードから。
コロナでの感染リスクも押さえられるし、無駄撤廃で最高じゃね?
と思うんだけど、どうかな。
あくまで私の考えで極論言い過ぎている部分もあるので、
もちろん正解ではないんだけれどね。
それでは。