医療品依存率にびっくり。
本日、日経一面の記事に驚きましたね。
国内で流通する医療品は海外依存度が高く
という見出しで、品目ごとの輸入依存度と主な依存先が記されている。
下記画像をみると一目瞭然。
主な依存先をみると中国が多数を占めている。
マスクや防護服など医療従事者に必須の医療装備品は軒並み中国からの輸入品頼り。
一部の衣料品では各国で囲い込みの動きもある。
何が問題になってくることが考えられるか。
国内の病院から医療装備品の引き合いがあっても、日本向けの供給をすることができない可能性がある。
スウェーデンメーカーの人工呼吸器を輸入販売するフクダ電子によると、欧米での感染拡大が深刻になる中で日本向けの供給を増やせるかは未知数との事。
また、医師や看護師が使う医療用サージカルマスクでは70~80%を輸入に頼り、大半が中国から。高機能なマスクである『N95』は国内メーカーマスクの増産余地が限られ、需要に追い付かない。恐らく、重松製作所のことを指している。
日本製の医療品は0ではないはずだが、質はよくとも量が圧倒的に足りていないと感じる。
つまりは、日本全体の国としての力が弱くなっている気がするのだ。
本来であれば、輸入に頼らず、自社生産したものを日本の病院に供給するというのが、
お金も時間もかからないし、政府主導で病院や国民に動くことができる。
また輸入頼りの粗悪品ではない為、安心して使用することができる。
一日本人として、日本人が生産した医療品を使用したいというのが本音ではあるが、
輸入に頼らずにすべて実行するというのは難しいのだろう。
今後の感染症拡大にも備えるため、400社超と協力して、医療品の国産化を進めるとのことである。
私としては、輸入依存度が低くなって自社生産自社活用を目指していただきたい。
それでは。