ガイヤの夜明け ゴミから高級品を作る。
ゴミから生まれた人気ブランドのお話でした。
廃材からバックを生み出すモデコの水野さん。
MODECO(エコグッズ)
消防服を250着、1着10円で買い取り!!!
汚れた消防服を持って、地元のクリーニング屋さんへ行く。
ここでクリーニングして汚れを落とす。
値段は作業服扱い。10円で仕入れた服を上下で900円かけて洗う。
2日後消防服がクリーニングされて戻ってくるのだが・・・
たいていの汚れは落ちている。
そして、消防服を切り出す。
耐火性と防火性に優れ、しかも軽い。
洗った消防服を形に合わせ、パーツを切っていく。
試作品に要した時間は6時間。
こうして消防服から作ったバックは、2万3100円。
水野さんは
素材にこだわらずに商品をデザインしていくのだ。
面白い商品をつくっていくことが僕らのこだわりという。
さらに、タダ同然で仕入れた床材を使用する。
ブランドを立ち上げる時に習い始めたミシンを使い、
フローリングの床材で作ったトートバック。
販売所初日で20個近いバックを販売。
僕がやらないといけない事は、常にかっこいものを生み出す。
と語った。
また、廃材から高級家具をつくる夫婦がいた。
工房エンジェル(廃材家具)
散歩で枝を集める。
木の中には、拾ったもの以外にも住宅の解体ででたものなど
無償で譲ってもらうものも多い。
制作開始から一週間して、桜のベンチが作成された。
妻は、専門学校で家具作り。
夫は、解体作業屋で働いた経験を生かし、新しいものを作りだす。
永島さん夫婦の家具は、多くの客に愛されていた。
石巻市に訪れた永島さん夫婦。
津波で町の8割が全壊していた。。。
2年たった今でも、がれきが多くある。
その量に圧倒される。
その中から新たな家具を作り、展示用にしたいと語る。
そして、長島さん夫婦は木を愛していた。
木はやっぱり凄い。
傷が入っても、古くなっても、水につかっても
呼吸してんねん。
何よりも幸せをくれた。
廃材はゴミだけど、ゴミじゃない。
ゴミが人を喜ばすことができたんだから。
と夫婦は語る。
将来はこんな夫婦を目指したい。