ラオスにて、すごい日本人との遭遇
ラオスにて、すごい方と出会った。
彼はキミさんと呼ばれ、東京大学大学院をオールAで出て、東大の先生をした後、今は日本で政治家をしながら、ラオスで起業していた。
キミさんとは、ファイサーイのスローボートの船乗り場が出会いだ。
ファイサーイからルアンパバーンまで船で行こうと思ったが、船が1日1便11時のみの出発ということで、乗り遅れたおかげで出会うことができた。
どちらにしろ、ファイサーイでやることがなかった‥。
そうして、キミさんという謎に包まれた男とファイサーイを回った。
バイクを200Bでキミさんの友人から借りて、バイクの旅が始まった!(キミさん持ち)
それがとんでもない旅だった。
私は、ファイサーイについて何も知らないため、キミさんに任せてしまう形になってしまったのだが‥
なんと、
一軒、一軒、民家を訪ねるという旅だ。
民家を訪ね、座って水を飲み、お話して帰る。
これを何軒やっただろうか、5軒の家で行い、その後に観光をした。
観光といっても
ラオスのファイサーイは何もない。
ただ不思議な場所に訪れた。
ラオスとどこかの国境を結ぶ高速道路ができる橋にいったり、政府のトップしか集まらない料亭にいったり、現地人しか知らない14歳くらいの若い人達が夜に集まるディスコらしきところに行ったり、新しくドームができるところに行ったりした。
まさに観光用の本には絶対に乗っていないところだ。
そもそも、地球の歩き方でファイサーイを調べると、一本道しか記載されていない笑
一日同伴してわかったことは、ラオスの人達が思っている以上に苦しい生活をしていて、女も男も騙し合い?をして生活しているということだ。
キミさんと訪れた民家には、夫を失い、妻は仕事をしないのに9人の子供がいる家があった。
なんとかして、なんとかして、生活をしていかなければいけないのに収入がない状況。
また、民族の家を訪れれば、幼稚園くらいの小さい子供が朝から晩までせっせと働いていたりした。
ラオスでは、男が高額なネックレスやオートバイを買い、妻になれという。
しかし、その時彼女だけを連れては、私が買ったと嘘をつき、女は逃げるらしい。
女の子は、ほぼ100%浮気をしているらしい。
女にとってどれだけ多くの男がいるかがステータスみたいなもんだからだ。
だから、高額な買い物をする時は必ず家族を巻き込まないとダメだそう。
母も一緒に連れて買い物にいき、買ったという事実を知ってもらうのだ。
こういことをしないから、多くの日本人が甘い言葉に騙されて、家やネックレスなどを買って、いつの間にか浮気されるらしい笑
キミさんは多くの名言を残していった。
それを忘れないためにもここに記しておこう。
彼女にいうべきこと、俺はお前と別れたとしても、一生仲良くしていたい。
まあ、友達になるか、結婚になるかわからねえけど。
女というのは、自分の魅力か、金かしかでついてこない。もう一つあるとすれば、日本人が最も苦手なこと、彼女をほめ殺しすること。(毎日かわいい、愛してる、という言葉をかける。)
海外で何か商売を始めようと思ったとき、何を売って儲けるか考える。
それは現地にないモノがいい。(盗難対策)
3人以上と歩く時は一番はじっこを歩け。なぜなら真ん中だと顔を見てしゃべれないから。
営業は現地語をマスターせよ。
人は15回で好き、嫌いの感覚が麻痺する。だから、少ない時間でもたくさん合うことが大切だ。
愛する女がいて、他にも女がいる時、女の人に他の女もいるということを伝える。
それでも受け入れてくれる女を大事にする。
ラオスで子供の足の治療をした。医者にいくお金がないから私がペニシリンで足を切らずにすました。
会社で働き始め、3年後にやめるということをカミングアウトする。会社で働く上で独立心を養い、知識を奪え。そうしなければ一生社畜になる。
出会った人には、24時間以内に御礼のメッセージを送れ。
人と別れる時は最後まで見送る。これは野村証券の副社長がしていて、私もしていることだ。
と他にも数々の名言を残していた。
ちなみにキミさんの弟子?は、国学院大学から東大の大学院に合格したらしい。
キミさんの勉強のやり方でコツコツ努力をすれば、多くの人が東大にいけるそうだ。
スローボートでよった街でキミさんとはさようならをした。
この時、キミさんは私たちが見えなくなるまで手をふっていた‥。
今、スローボートで2日かけてルアンパバーンに到着しました!